戦前の日本経済は「戦争」に注目する必要があります。
そもそも戦争にはたくさんの大きなデメリットがあります。そのため、戦争はなくなるよう現在も世界中で叫ばれています。
しかし、現在も戦争はなくなりません。なぜでしょう。
それは、戦争をやるだけのメリットがあると考える人達がいるからです。
戦争に勝つことで海外進出につながり、自国の強さのアピールができます。
また、戦争は関係諸国も含めて儲かってしまう現状があります。つまり、戦争がカネ稼ぎの道具になる可能性があるということです。
実際に明治時代の最初は殖産興業で富岡製糸場の設立などを始めとして会社設立ブームが起きました。
また、富国強兵で開国後の日本が世界でやっていけるような準備もしました。
すると、1894年に実際に戦争が起きました。それが日清戦争です。
そして、その10年後の1904年に日露戦争が、さらに10年後の1914年に第一次世界大戦が起きました。
どの戦争でも日本は負けることなく、力の強さのアピールと同時に儲けることに成功しました。
実際に、日清戦争後に第一次産業革命が発生し、軽工業が盛り上がりを見せました。
また、日露戦争後に第二次産業革命が発生し、重工業が盛り上がりを見せました。このときに資本主義が成立すると同時に財閥(銀行を含めた大きな企業の経済圏)が成立しました。
しかし、1929年には世界恐慌が発生し、多くの国々が不景気に見舞われました。そこで日本は1931年に満州事変を、1937年に日中戦争を、1941年に太平洋戦争を引き起こして、戦争による儲けと海外へのアピールを再度行なおうとしましたが、1945年8月に敗戦となりました。
まとめると、戦後に向かうまでの日本経済の流れは以下の通りです。
富国強兵+殖産興業 → 日清戦争 → 日露戦争 → 第一次世界大戦 → 世界恐慌 → 満州事変 → 日中戦争 → 第二次世界大戦