「おはようございます」や「こんにちは」など、世の中には様々な挨拶があります。多くの人は、挨拶をしたり、挨拶をされたりするとお互いに気持ちいい、なんてことを口にします。もし、そうだとしたら、世の中の全ての人は、あらゆる場面で挨拶を積極的に行なっているはずです。
ところが、実際に挨拶をしない人は世の中にたくさんいます。あれだけ小さいころから「挨拶をしよう!」と学校や保護者などから散々言われたのにもかかわらずです。なぜ、人々は挨拶をしないことがあるのでしょうか。そもそも、挨拶は必要ないのでしょうか。
このような、社会で考えられているマナーのようなものについて考えることを倫理と呼びます。(これを中学生までは道徳と呼んでいました。ただし、道徳は自分に目を向けるのに対し、倫理は社会に目を向けるという違いがあります。)
そして、さらに大きく、「挨拶はするべきか?」などのような、答えるのが非常に難しい、根本的な問題に対する「物ごとの考え方」を学ぶ分野を哲学と呼びます。