【エネルギー資源とは】
エネルギーを生み出すもとになるものをエネルギー資源と呼びます。
代表的なエネルギー資源の例として、化石燃料(石炭や石油)があげられます。
また、実際に生み出されるエネルギーの例として、原子力、太陽光、バイオマスなど様々なエネルギーがあげられます。
【資源エネルギーの問題点と原因】
資源エネルギーの問題は、人々はエネルギー資源がないと生活で困るにもかかわらず、エネルギー資源の確保に難しさが伴う点です。
確保が難しい原因の1つに枯渇性資源である(石油や石炭の埋蔵量に限りがある)ことがあげられます。
また、資源の偏在性(埋蔵地域に偏りがあること)も考えられます。ちなみに、日本は石油の輸入依存度(自分たちで用意せずに輸入に頼る割合)が高いとされているため、貿易相手国の動向によっては石油の入手が難しくなることが想定されます。
さらに、資源の価格や供給の不安定さというリスクも考えられます。石油の値段が一気に上がってしまうと、様々な商品の価格もつられて上がり、人々の生活が苦しくなることが予想されます。
【エネルギー利用とその変化】
人類の最初のエネルギーは人力でしたが、産業革命をきっかけに機械化が進行し、石炭を主なエネルギー源としていました。
しかし、石炭ではエネルギーに限界があり、新しいエネルギーとして石油に注目されました。この石炭から石油にエネルギーの中心が変化することをエネルギー革命と呼びます。
エネルギー革命を経て石油が主な資源となったわけですが、1973年に石油危機が発生したことで、石油代替エネルギーへの注目、省エネルギー化の推進、再生可能エネルギーの活用など、エネルギーに対する様々な案が考えられることになりました。
ちなみに、再生可能エネルギーは、どこにでも存在する可能性があり、二酸化炭素を排出しないため、期待されているエネルギーになっているにもかかわらず、ほとんど普及が進んでいません。
その要因は大きく2つです。それは「導入費用が高い」ことと、「エネルギー供給量が不安定である」ことです。つまり、再生可能エネルギーには、期待されている部分もありますが、課題も多いのが現状です。
【資源やエネルギーにおける近年の課題と対策】
近年は、脱炭素社会(化石燃料の消費削減を目指す社会)を目指すことが叫ばれています。
方法として、環境税の導入などによる経済的対策で化石燃料の使用を減らすことが考えられます。
また、コジェネレーション(電力発電の際に発生する廃熱もエネルギーに変換する技術の利用)や燃料電池の開発などの技術的な対策も考えられます。
最近は固定価格買取制度(FIT)(再生可能エネルギーの発電を一定の価格で電力会社に買い取ってもらうこと)にも注目が集まっています。
そして、近年はスマートシティ(デジタル技術を活用し、インフラや施設の運営などを効率化することで住民が快適に過ごせるまちづくりを行なうこと)なども注目されています。