グローバル化が進むことは人々にとって「幸せ」なことなのでしょうか。
人によって「幸せ」の定義が違うため、非常に難しい質問であり、簡単に答えが出せそうにありません。そこで、この問いに挑戦するのが国際分野だと思ってください。
つまり、国際分野とは「グローバル化が進む中で個人の幸せを考えること」です。
グローバル化は現在進行形で加速度的に進んでいます。そのため、国際分野という広い視点から個人の「幸せ」を追求していく必要が出てきます。
もちろん、「幸せ」の定義は人によってバラバラですので、「こうすれば絶対に幸せになれる!」という明確な答えがあるわけでもありません。そこで、逆に「不幸を避ける」という視点を考えます。
世界全体を考えたときに、人々が不幸を感じるであろう要素は大きく2つです。
1つは、平和ではない状態です。戦争や天災や疫病などが発生して命の危険がある状態を幸せだとは言いづらいです。
そして、もう1つが貧困の状態です。明日の生活も厳しいような状況では、幸せとは言いづらいでしょう。
そのため、国際分野では「平和の実現」と「貧困の解決」を目指すことを前提に学習を進めます。そして、平和と貧困の解決が実現しない要因は政治・経済・文化など様々な要因が絡んでいるので、国際分野を様々な側面から検討していくことになります。